舞台「ハムレット」 5/18プレビュー公演☆レポ

コンサートレポが終わっていませんが、ハムレットを観て来たので先にレポします！

喜劇「ハムレット」＆悲劇？「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」の
プレビュー公演に行ってきました！！
会場は渋谷区文化総合センター大和田の中にある
さくらホールです。
出来たばかりの会場でとってもキレイ！！
いつもは女性が少ないのでトイレがすいているのですが
今回はジャニーズの長谷川純くんとかお笑いの方が出るので
女性が多いからトイレも混むだろうと覚悟していったのですが
トイレが結構たくさんあったので、そんなに並びませんでした♪
客層は女性が8割ぐらいかなぁ…。いつもとは逆転な感じ(笑)
もっと客層若いかと思ってたのですが
私と同世代かもう少し上の方が多かったように見受けられました。

ではレポ行きます！！







【ネタバレ有ります！！】






★衣裳など★

かつらでもかぶるのかと思っていたら、なんとそのまんま！
金髪ショートそのままでやります！！
そいえば月曜日ぐらいに金髪から暗い色にしたって書いてあったけど
全然金髪だと思うのですが！？
近くで観たから間違いありません(笑)
そして衣裳はぴたっとした白の長袖のTシャツに白のホットパンツ（博多華丸大吉さん風w）。
ショーパンかなり丈が短くて、太ももがパツパツ。
そりゃさゆも太もも…！って書くわ！！
私だって一番に目が行きましたもん(笑)
生足かと思いきや、リボンの騎士の時に履いていたような
厚手の肌色ストッキング。舞台用みたいなやつです。
靴は白のハイカットのウェッジソールのコンバース。
愛ちゃん少しでもヒールないと…だよね(^ー^;)
で、上のTシャツですがかなーりぴたっとしていて
最初はその上にフリンジのついた白いチュニックみたいなのを羽織っていたり
オフィーリアの役の時は、白のレースのロングワンピになるものを羽織っていたり
（ショーパンの下は透けて足が見えてエロい！）
途中劇中劇みたいなのがあるのですが、その時はエスニックなチュニックを羽織ったり
狂ってからのオフィーリアの時は白の花の透かし模様の入ったチャイナ服みたいに
スリットの入ったものを羽織っていたりで
羽織もので衣裳の変化をつけているようです。
もっと豪華なドレスとかを期待していただけにしょんぼり…。
そしてその役が死ぬとその上の羽織ものを脱いで床に置いて
演者は袖に去るのですが、愛ちゃん…オフィーリアが死んだ時に
チャイナ服みたいな形の羽織ものを脱いで、Tシャツとショーパンになるのですが…

その時のTシャツのお胸があああああああヽ(ﾟ△ﾟlll)ノ

詳しくは自粛します。（なんだそれw）
というわけでたいしたことない衣裳なんですが、色々楽しみどころがあるので
演技もですが、愛ちゃんの姿全体もお楽しみくださいヽ(´ー｀)ノ
あ、ちなみにピアスはしてなくて、青いブレスレットも指輪もなしでした。
ネイルもなしかな。役のためかな？
あとお化粧は舞台用にしているのかと思っていたのですが
普通のライブの時ぐらいの濃さでした。
ブラウンのアイシャドーにオレンジ寄りのチークもいつも通りな感じでした。
アイラインとかはちょっと濃いめにしてたかな。
（最前列だからよく見えたのです♪）


★舞台の感想★

ハムレットの芝居は観たことがなくて
あらすじなどは勉強していったのですが
やっぱり難しかったー＞＜
1部でシリアスなハムレット。
2部はハムレットの劇中にも出て来たローゼンクランツとギルデンスターンを
お笑いの方が演じて、もう一つの側面から見るハムレットでした。
でも2部はほとんどがお笑いの方のネタ含むの芝居って感じで
愛ちゃんは出番にしたら1分ぐらいしか出て来ませんでした。
2部の見所はハムレットが自転車で出て来て、オフィーリアも出て来て
ハムレットが「乗ってく？」と言って「うん！」って二人乗りして去って行くのですが
その後袖でハムレットの有名なセリフ「尼寺に行け！！」と言われ
下手から上手まで「うわああああああああん！！！」って走って行くところだけです。
そのうわああああんはわざとらしく手を目のところに当てて超かわいいんですけどね♪

愛ちゃんの見せ所は1部だと思うのですが、いやーやっぱすごい！！！
いつもいつも同じこと言っちゃいますが

さすが高橋愛！！！！！

って思いました。
冒頭、ハムレットを演じる役者を演じるのですが
そこではまだオフィーリアではなく、限りなく愛ちゃんの素の声に近い感じで
ちょっと低めのトーンで長ゼリフを言ってるのですが、その長ゼリフを言い終わった後
ニヤリとして、長谷川くんとハイタッチをする場面があって
そこはいつもライブで見せる高橋愛のニヤリ顔でした。
でもその長ゼリフもオフィーリアの悲しい人生の説明をしているんだと記憶しているのですが
その中でも愛ちゃんは目に涙をいっぱい溜めていて
おいおいもうかよ！！と思ったのですが、長谷川くんの方も自分の長ゼリフで涙を溜めていました。
他の方も泣くシーンでは必ず涙をこぼしていて
（長谷川くんは泣きすぎて鼻水も大量でした！）
この舞台の演者さんたちは泣く演技はちゃんと泣くんだなぁとなんか感動しました。

その後、オフィーリアになるのですが（衣裳を羽織ります）
オフィーリアになった途端、シンデレラだ…と思いました。声のトーンとかね。
愛ちゃんなりのお姫様のトーンは少し高めなようです。
有名なセリフ「尼寺へ行け！！」は1度なのかと思ったら、3度ぐらい言われていて
その度にオフィーリアは悲しそうな苦しそうな表情をします。
ボロボロ泣いているんだけど、なんか強く気高く立っていて
ひどい言葉で罵られているのに泣きながらハムレットを戻してくださいと神様にお祈りしたり
ハムレットのことを本当に愛していたんだなと思わせる演技でした。
かわいそうなんだけど…オフィーリアは強い女性だったのかなって
愛ちゃんの演技を見て思ったのですが、愛ちゃんはそう解釈していたのかなぁ…。

しかしオフィーリアの父が誤ってハムレットに殺されてしまうと
ついに気が狂ってしまいます。
泣き叫ぶぐらいかなと軽い気持ちで思っていたら
音楽が流れ始めて、愛ちゃんの高く透き通った歌声が…。
幼いつたない歌い方のオフィーリアが登場した途端、息を飲みました。
愛ちゃん得意の？どこを見ているか分からない視線で、そして笑っていて
それがものすごくかわいく、そして美しい。
私の頭の中の消しゴムの時と全く同じ、ああ愛ちゃんが壊れてしまった…そう思いました。
そこからは歌の途中で狂気を見せたり、また幼い顔に戻ったり
涙を流したり、笑ったり、キレイな声で歌ったり…。
こういう演技をさせたらすごいですね。
愛ちゃんは前から憑依型の女優だと思ってましたが、ホント高橋愛じゃなくなる…。
泣き叫ぶところで、ものすごく大きな口を開けて「わーーーーー！！」と泣くのですが
アイドルとか自分がかわいく見えるとかその顔したらひどくなるとか全く考えてないですよね。
ハッキリ言ってあり得ないぐらい大きな口を開けて、かわいいお顔も崩れているのですが
でもそんなもの気にせずに泣き叫んでいます。
多分その時の彼女の頭にはそんなことみじんも考えていないのでしょう。

そしてオフィーリアが溺死する直前、舞台後方で
愛ちゃんのダンスによって溺死していく様を見せるのですが
それがまた鳥肌が立つぐらいすごい！！
バレエが存分に活かされたダンスで（振り付けが元バレエダンサーの小林さんだからもちろんだけど！）
もう手先まで柔らかくてそして優雅で、気が狂ったままの幼い感じの笑顔で
花を摘み、微笑み、そして溺れる。
愛ちゃんぐらいの歳で、ここまで舞台で魅せれる人いるのかな。
贔屓目かもしれないですけど、本当に…本当に愛ちゃんの表現力ってすごい！って思いました。

他にも劇中劇っぽいものがあって、そこはオフィーリアであってオフィーリアじゃないのか？
いや、衣裳が白くないから違うのかもしれないけど
私はオフィーリアではないと理解して見てたのですが
ちょっとした歌とダンスであらすじを説明する場面があるのですが
そこは「高橋愛」だったような気がします。
うまく文字で表現出来ないのですが、「ん」って結んだ口とか、笑い方とか。
で、他の出演者の方も全員出られているのですが愛ちゃんだけちっこくてかわいくて
だから踊り方も歌い方もおどけ方も全部かわいいんですよ。
そしてモーニング娘。の高橋愛とはまた違っていて。
愛ちゃんって自分の立ち位置全部分かってやってるのかな…。
体とそのダンスと衣裳が全部合ってて、アンサンブルでも愛ちゃんは
自分の個性を見せつけてくるんだなって驚きました。
もしこの先、主役やヒロインじゃなくても、アンサンブルでも
高橋愛はすごいって思わせられるんじゃないかなって。

まだ一度しか見てないので、今の感想はこんな感じですけど
とにかくやっぱり愛ちゃんは舞台に立ってこそ
実力というか持っているものを発揮出来る人なんだなって思いました。
いつもがダメとかそういうのではなくて、舞台がもっと輝けるというか…。
水を得た魚のような気がして。
さゆもブログで書いていたけど、いつ練習してたの？って思わせるような
いつもと全然違う愛ちゃんが見られるから、舞台って楽しいなと思いました。
本当にすごい！すごいから出来ればみんなに見て欲しい。
ヲタももちろんだけど、愛ちゃんのファンじゃない人に
「高橋愛って実はすごいね」って思って欲しいです。

次は24(火)と少し間が空いちゃうんですけど
また愛ちゃんのオフィーリアが見られることを楽しみにしています♪

P.S ごめんなさい！コメレス明日にさせてください！